「死にたい」と検索で広告が表示 「LINE」活用、兵庫県が若者向けに悩み相談窓口 (1/2ページ)

自殺相談を受け付ける兵庫県の窓口「いのち支える」のLINE画面
自殺相談を受け付ける兵庫県の窓口「いのち支える」のLINE画面【拡大】

 兵庫県は無料通話アプリ「LINE」を使った自殺や精神的な悩みの相談窓口「いのち支える」を開設した。LINEやインターネットを使う若い世代を主な対象に、臨床心理士らが対応する県の電話相談窓口などに誘導する。昨年、県内の自殺者数は976人で前年より34人増加。県は平成34年までに年間自殺者数を800人に減らす目標を掲げており、対策に力を入れる。

 相談窓口のアカウントIDは「@nyl0284n」。アカウントにメッセージを送ると、自動返信で県内の相談サポートダイヤルの電話番号などが書かれたメッセージが届く。月1回程度のペースで、相談窓口やカウンセリングなどイベントの告知を配信する。

 また、県は4月から、臨床心理士や精神保健福祉士に相談できる「いのちと心のサポートダイヤル」(電話078・382・3566)を4回線から5回線に増強。LINEの無料通話にも対応できるようにした。インターネットで「死にたい」など関連用語を検索した人に対しても、相談窓口を広告表示して誘導を図る。

 県は昨年12月、自殺対策計画を策定。国の自殺総合対策大綱が掲げる自殺死亡率を27年から38年までに30%減少させるという数値目標に合わせ、年間自殺者数を34年に800人、39年には600人にまで減らすとしている。

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