大物はビットコインに冷淡 ゲイツ・バフェット両氏、価値を否定

 世界の長者番付で常連の米資産家2人が、ビットコインに対し冷ややかに見ている。ビル・ゲイツ氏はCNBCのインタビューで、「簡単な方法があるなら、ショート(売り持ち)にしたいところだ」と述べた。ゲイツ氏は過去に誕生日プレゼントとしてビットコインを受け取ったが、数年後に売却したとし、「資産クラスとして何の価値も生まない」と強調した。

 また、米保険・投資会社バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット会長は5日に開かれた同社の株主総会で、ビットコインには「おそらく殺鼠(さっそ)剤を二乗した殺傷力がある」と語った。

 バフェット氏による今回の発言は、2014年にビットコインを殺鼠剤に例え「有害な毒」と述べたチャールズ・マンガー氏(バークシャー副会長)に同調するもの。ただ、ゲイツ氏は4年前、「(ビットコインは)期待で胸が躍る」と語り、楽観的な姿勢だった。(ブルームバーグ Camila Russo、Katherine Chiglinsky)