【東京市場の注目銘柄】(14日)ヤーマン、19%安

 ≪広告宣伝費増で営業減益予想≫

 ■ヤーマン(6630) 前日比19%安の2110円。2019年4月期の営業利益計画は前期比6.9%減の50億1500万円。売上高は9%増を見込むがショップインショップや直営店の出店を加速させるほか、人材確保やブランディング強化のための広告宣伝費の支出を増やすことが響く。

 ■三菱電機(6503) 2%安の1533.5円。大和証券は、19年3月期の営業利益予想を3750億円から3530億円(会社計画は3150億円)、来期を4100億円から3860億円に減額した。FA事業の成長率が競合比で見劣りするため、適用PERを従来の16倍から15倍に変更、目標株価を2200円から1900円に見直した。

 ■富士電機(6504) 1.7%高の854円。大和証券は投資判断を「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」、目標株価を910円から970円に上げた。持続的な業績拡大に加え、19年から電気自動車(EV)向けパワー半導体の販売が本格化する成長シナリオを踏まえ、TOPIX電機、機械セクター平均並みの評価が可能とみる。

 ■エーザイ(4523) 3.2%安の7935円。大和証券は投資判断を「1(買い)」から「2(アウトパフォーム)」に下げた。当面は研究開発費が従来想定以上に膨らむ公算が大きいとみる。

 ■住友化学(4005) 2.6%安の648円。みずほ証券は、十倉雅和社長が出席したアナリストミーティングの内容に言及。健康・農業関連で会社は飼料添加物メチオニンの19年3月期単価は前期比約1割の上昇を見込むが、6月の段階で値上げの手応えは強くないもようとの見方を示した。ただ農業関連の競争力は高く評価、現状の推定単価(1キロ当たり2.6ドル=約287円)でも営業黒字は可能とした。

 ■JSR(4185) 2.9%安の1957円。ジェフリーズは、投資判断を「アンダーパフォーム」、目標株価を1600円に設定。半導体レジストの売り上げ成長とライフサイエンス事業の利益を、プラスチックのマージン低下、液晶ディスプレー(LCD)材料価格の減速が相殺するため、今後3年間の利益は横ばいにとどまるとみる。

 ■ディスコ(6146) 3.5%高の2万690円。SMBC日興証券は受注について、会社側が4月が前月比20%減、5月は横ばいと、従来の見方より減少幅が緩やかとコメントしたことを挙げ、為替のプラス要因を除いても若干上振れの進捗(しんちょく)との見方を示した。ウエハー関連や車載関連など比較的長期の引き合いが増えており、業績の変動幅縮小効果が期待できるとみる。

 ■りそなホールディングス(8308) 2.5%高の657円。JPモルガン証券は投資判断を「中立」から「オーバーウエート」、目標株価を600円から740円に上げた。預貸利益と手数料利益を合わせたコア利益は、金利上昇がない前提の下でも1年以内に増益反転する可能性がでてきたと指摘。従来、預貸利益の減益が大きく、手数料利益成長でカバーできない収益構造だったが、預貸利益減益の減速や地銀統合効果、デジタル戦略の3つの要素により取り巻く環境は変わりつつあるとみる。

 ■オプトホールディング(2389) 1.4%高の2132円。18年12月期最終利益計画を6億円から前期比38%増の14億円に上方修正した。連結子会社ライトアップ(6580)の新規株式公開に伴い同社株の一部を売却するため特別利益11億3500万円が発生する。売上高、営業利益計画は変更しない。ライトアップは22日に東証マザーズに上場する予定。

 ■Hamee(3134) 8.7%安の1603円。18年4月期営業利益は前期比25%増の13億7900万円だったが、今期計画は前期比1.7%増の14億300万円と成長が鈍化する見通し。(ブルームバーグ)