中国、エアビーや滴滴へのコメント物議 女性を容姿で評価がリスクに (1/2ページ)

上海市内でスマートフォンを操作するカップル(ブルームバーグ)
上海市内でスマートフォンを操作するカップル(ブルームバーグ)【拡大】

 民泊仲介サービスの米エアビーアンドビーは、差別や挑発的で下品な言葉遣いをプラットフォーム内で禁止している。半面、中国では女性の容姿に関するコメントが散見される。

 女性の見た目について語ることがオンラインサービスの面白い側面だとこれまで見なされていた中国も、いまやそうした行為が個人の安全性を脅かすリスクをはらむと批判されている。長く性差別に無頓着だった中国も、最近起きた事件で人々の意識も高まりつつある。

 エアビーアンドビーを頻繁に利用し、容姿についてのコメントが寄せられていた北京のスン・チエンさん(30)は「褒め言葉だと捉え、誇りさえも感じていた。でも最近の出来事でこうしたプラットフォームに私の個人情報を過度にさらすことを考え直すようになった」と話す。彼女は評判を高めたいホスト側から容姿の優れた友人を紹介したら値引きするといわれたこともあるという。

 中国では配車サービスの滴滴出行を利用した女性が殺害される事件が5月に発生した。容疑者の運転手が犠牲者の容姿について語っていたとされ、滴滴出行はその後、容姿についてのコメントを規制する予防措置を講じた。エアビーアンドビーや中国の同業「小猪」のプラットフォームには女性に関する多くの情報が掲載されている。

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