「仮想アート」に資産価値はあるのか (3/3ページ)

 アクシオム・ゼンが提供している人気ブロックチェーンゲーム「クリプトキティーズ」では、プレーヤーはデジタル子猫を育てて取引する。約70万の異なる仮想子猫がいて、そのうちの何匹かは10万ドル余りで売れたと同社のアートディレクター、ギリェルメ・トワルドースキー氏は語った。このゲームは「手続きのアート」なのだという。

 仮想アートの始まりは、動機付けを狙ったパズルによるところが大きい。マーガリート・ドクルセル氏は「レジェンド・オブ・サトシ・ナカモト」と題した抽象画を3年前に公開し、ビットコイン約5枚を手にする鍵の手掛かりを添えた。パズル解読に成功したと名乗り出る者が現れた今年2月までに、ビットコイン5枚の価値は約4万5470ドルに達した。この人物は「息をのむ劇的な経験だった」と話した。

 このオイルパステル画に数年後、いくらの価値が付くかは分からない。(ブルームバーグ Olga Kharif)