VW、罰金1300億円支払い ディーゼル車の排ガス不正で

 ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)は13日、ディーゼル車の排ガス規制逃れに伴う不正問題で独ブラウンシュバイクの検察当局が科した罰金10億ユーロ(約1300億円)を支払うと発表した。

 VWをめぐっては2015年に排ガス浄化機能を不正に操作する違法ソフトを搭載した車両が発覚、同社は違法ソフトを搭載した車両約1100万台を世界で販売していた。

 VWは同日の当局への届け出で、同社の行為に対する罰金を受け入れ、責任を取るとした。刑事事件の決着は欧州の他の訴訟にプラスの影響をもたらすとも説明した。

 ヘルベルト・ディース最高経営責任者(CEO)は別の発表文で、「われわれは過去への対処に積極的に取り組む」と表明。「当社と自動車業界における信頼を徐々に取り戻すにはさらなる措置が必要だ」と指摘した。

 VWはドイツ国内外でなお数多くの調査・捜査に直面している。

 55カ国で係争中の訴訟があり、ドイツでは市場操作をめぐる調べも進行している。(ブルームバーグ Christoph Rauwald)