投票まであと4カ月…万博誘致、いよいよ正念場 複雑な国際関係、総投票数も不透明 (1/3ページ)

大阪万博誘致のプロジェクト発表会に登場したピカチュウ(中央)=6月14日、東京都内
大阪万博誘致のプロジェクト発表会に登場したピカチュウ(中央)=6月14日、東京都内【拡大】

 政府が大阪誘致を目指す2025年国際博覧会(万博)は6月13日、パリでの博覧会国際事務局(BIE)総会で、立候補国による3回目のプレゼンテーションが行われた。加盟国が11月に投票する前に判断材料となるプレゼンとしては事実上最後。ここにきてオイルマネーが豊富なアゼルバイジャンへの警戒感が強まっているほか、分担金の関係で加盟国のうち何カ国が投票するかも不透明な状況。あと4カ月、誘致はいよいよ正念場を迎える。(牛島要平)

 ポケモンが登場

 「ピカチュウが安倍晋三首相の肩に乗っかった」

 ゲーム関連の英語ウェブサイトの「VG247」は6月14日、BIE総会での日本のプレゼンで、映像出演した安倍首相とともにゲーム「ポケットモンスター」のキャラクターが登場したことを報じた。

 「ピカチュウがチャリザード(リザードンの英語名)にまたがって大阪に現れ、ほかのポケモンたちが(万博の)訪問者らと街を歩き回っていた」

 ポケモンは、誘致委員会が5月に「ハローキティ」とともにスペシャルサポーターに任命した。世界的に人気のあるポケモンをプレゼンに“起用”したことは、「キャラクター大国」「クールジャパン」のイメージを最大限に生かす作戦で、BIE総会の各国代表団に鮮やかな印象を与えたことは間違いない。

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