日本取引所、英ロンドン証取とESG投資の促進で相互協力

 日本取引所グループ(JPX)は9日、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)と環境や社会問題、企業統治への取り組みを重視するESG投資の促進について相互協力することで合意したと発表した。機関投資家の社会的責任が求められる中、関心が高まるESG投資の拡大に向けた環境づくりを急ぐ狙いがある。

 今回の合意で、両グループはESG投資に関するサービスやマーケティングなどの施策について研究を進める。JPXは4月に更新した中期経営計画でESG投資の普及に向けた取り組み強化を打ち出しており、7月1日に推進組織を立ち上げている。

 ESG投資をめぐっては、国連が2006年に機関投資家にESGの観点を考慮するよう求める「責任投資原則」を公表したことを契機に、各国の年金基金などが環境債などへの投資を拡大している。