円安ドル高好感し今年4番目の上昇 東京株2万2597円

 13日の東京株式市場は、外国為替市場の円相場が約半年ぶりの円安ドル高水準になったことを好感し、日経平均株価は大幅続伸した。輸出関連銘柄を中心に買い注文が先行し、終値は前日比409円39銭高の2万2597円35銭と約3週間ぶりの高値を付けた。上げ幅は今年4番目となった。

 平均株価の上げ幅は一時500円超となったが、米国と中国の貿易摩擦など世界経済の減速リスクは解消されていない。市場関係者からは「取引全体は低調。相場が大きく動きやすい不安定な状態だ」(大手証券関係者)、「米中の通商対立の緩和を期待して、買いを入れる投資家も多かった」(ネット証券アナリスト)と指摘する声が聞かれた。

 13日の取引時間中の円相場は、円を売ってドルを買う動きが先行し、1ドル=112円台後半で推移。輸出産業を中心に業績改善への期待感が広がり、投資家の買いを誘った。香港やシンガポールなど多くのアジア市場で値上がりしたことも安心感につながった。