米長期金利、一時2・97% 1カ月ぶり高水準

 週明け23日のニューヨーク債券市場は、米長期金利の指標となる10年債利回りが一時2・97%まで上がり、6月中旬以来、約1カ月ぶりの高さとなった。

 日銀が現行の金融緩和策を見直すとの観測で、日本や欧州各国の国債価格が値下がりした。日欧の金利が上がって米国との金利差が縮小するとの見方から、米国債も売りが優勢となった。(共同)