【マーケット トレンド】東京円相場 日銀の金融政策が焦点に 

 東京外国為替市場は、日銀の金融政策の動向が焦点となる。市場では、1ドル=109~112円台で推移するとの見方がある。前週は、トランプ米大統領がドル高に懸念を示し、円高ドル安が一時的に進んだ。その後は米株高で投資家がリスクを取る姿勢を強め、安全資産とされる円が売られた。今週は、日銀が金融政策決定会合を開く。現行の金融緩和策が修正される可能性があり、「1ドル=109円台まで円高が進む可能性がある」(外為ディーラー)との声が出た。