ゴールドマン、トルコ資産「まっぴら御免」 政府失態で悪材料だらけ

 米ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントはここ最近、トルコへの投資に関して単純明快な方針を取っている。それは「まっぴら御免」という方針だ。

 同社の新興国市場担当チーフ、サム・フィンケルスタイン氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じ、トルコ資産を保有しているかとの質問に対し、「トルコに関しては神経質になる必要がある」と回答した。

 また、「トルコがやっていることは全て間違っている」との見方を示した。

 通貨リラは今年22%下落。中銀の金利据え置き決定など一連の間違った政策が背景にある。7月26日には、米国人牧師を拘束しているトルコに対し制裁を科すと米国が警告したことから、イスタンブール市場に動揺が走った。フィンケルスタイン氏は「悪材料だらけだ」と話した。

 市場が政府を信用していない一因として、フィンケルスタイン氏はエルドアン大統領がエコノミストではなく、娘婿を新政権の経済政策の要に起用したことも挙げた。(ブルームバーグ Aline Oyamada)