東証、午前終値は60円安 日米貿易協議に懸念

 9日午前の東京株式市場は、日米が開催する新たな貿易協議で米国からの市場開放要求が強まるとの懸念が広がり、日経平均株価は続落した。下げ幅は一時100円を超えた。

 午前終値は前日終値比60円13銭安の2万2584円18銭。

 米中貿易摩擦への警戒感に加え、9日に始まる米国との貿易協議で自動車や農業分野を巡り日本側が一方的な譲歩を迫られる可能性が改めて意識された。新車の検査で不適切な事例が見つかったスズキなどの自動車株が総じて下落したことも響いた。

 内閣府が発表した6月の機械受注統計で、「船舶・電力を除く民需」の受注額が市場の想定を下回ったことも売り材料になった。

 半面、4~6月期の決算が好調だった銘柄は個別に買われ、相場を下支えした。