上海、外資系銀行の資産総額は12.6%増

 上海銀行業監督管理局によれば2018年上半期、上海市の外資系銀行は引き続き順調に発展した。6月末現在、同市の外資系銀行の資産総額は前年同期比12.6%増の1兆5300億元(約24兆9696億円)だった。同市の銀行全体の資産総額に占める比率は10.2%で、昨年10月以降、10%以上を維持している。外資系銀行の貸出残高は同5%増の4473億元、預金残高は同4.4%増の6310億元、不良債権比率は同0.12ポイント低下の0.39%。同局関係者は「上海の外資系銀行は中国が開放を拡大するチャンスをしっかりとつかみ、積極的に業務を開拓すべきだ」との考えを示した。(中国新聞社)