【民間ロケット失敗】姿勢制御用の噴射器誤作動が影響 調査結果発表、3号機開発へ

(左から)打ち上げ直後に落下し、爆発する小型ロケットMOMO2号機=6月30日、北海道大樹町(たいきちょう)
(左から)打ち上げ直後に落下し、爆発する小型ロケットMOMO2号機=6月30日、北海道大樹町(たいきちょう)【拡大】

  • 打ち上げ直後に落下し、炎上した小型ロケットMOMO2号機(左下)を調べる関係者=30日、北海道大樹町
  • 打ち上げ直後に落下し、炎上する小型ロケットMOMO2号機=6月30日、北海道大樹町

 北海道大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」は11日、6月に打ち上げに失敗した小型ロケットMOMO(モモ)2号機について、機体下部にある姿勢制御用の噴射器が誤作動した影響で、エンジンへの燃料供給がストップしたのが原因とする調査結果を公表した。3号機の開発を進め、配管の構造を変更するなどの再発防止策を講じる。

 同社によると、噴射器が誤作動し、姿勢制御用のガスの温度が設計値を大幅に上回り、配管が溶けた。漏れたガスによって一部の部品が焼損し、燃料を供給できなくなった。

 3号機の打ち上げ資金の一部として2700万円を、インターネットのクラウドファンディングによって募っている。同社は実業家の堀江貴文さんらが設立。自社開発のロケットで宇宙空間とされる高度100キロ以上への到達を目指している。