東証続落、2万2千円割れ トルコ危機で世界同時株安 1カ月ぶりの安値

10日、通貨が急落したトルコ最大都市イスタンブールで、外貨両替所に列をつくる市民ら(AP)
10日、通貨が急落したトルコ最大都市イスタンブールで、外貨両替所に列をつくる市民ら(AP)【拡大】

 週明け13日の東京株式市場は、トルコの通貨リラ急落による世界経済への悪影響が懸念され、日経平均株価(225種)は大幅続落した。下げ幅は一時400円を超え、2万2000円を割り込んだ。取引時間中として約1カ月ぶりの安値を付けた。トルコショックを背景に、前週末から今週にかけて世界同時株安の様相となった。

 午後1時現在は前週末終値比403円12銭安の2万1894円96銭。東証株価指数(TOPIX)は35・61ポイント安の1684・55。

 米国との関係悪化などを背景にトルコのリラが前週末に引き続いて急落。欧州の金融機関に悪影響が及ぶとの見方が広がって投資家心理が悪化した。それを受けて13日の東京外国為替市場は1ドル=110円台前半まで円高ドル安が進んだ。

 リラ急落は前週末の欧米市場での株安を引き起こした。他の新興国経済に連鎖的な悪影響を及ぼすとの警戒感が広がり、週明けの東京市場でも売り注文が広がった。非鉄金属株や自動車株、銀行株などを中心にほぼ全面安で、平均株価は取引時間中に7月11日以来となる2万2000円割れとなった。