欧米人、古墳で呼び込め 世界文化遺産の登録みすえ大阪・堺市が和歌山・高野町とタッグ (2/3ページ)

 高野町との連携が浮上したのは、昨年7月に古墳群が世界文化遺産の国内推薦に決まったことを受け、竹山市長が同10月に高野山の視察に訪れたことがきっかけ。堺市とは逆に外国人宿泊客の9割近くが欧米やオセアニアからという同町の平野嘉也(よしや)町長と会談し、観光誘客で互いに協力することを確認したという。高野町観光振興課の担当者も「堺市にも歴史ある寺社がたくさんあるので、今後いろんな形で協力しあえるのではないか」と期待する。

平成29年の外国人宿泊者数の比較

平成29年の外国人宿泊者数の比較

 プロジェクトでは、高野山を訪れた外国人観光客らにも古墳群などをPRして堺市への誘客を図るほか、堺市と高野町を結ぶ高野街道を歩くウオーキングイベントや、双方を走る南海電鉄とも連携して古墳群と高野山をめぐるツアーなどを行うことを検討している。早ければ今秋にも本格始動する。

 堺市観光企画課の担当者は「歴史がある両市町を巡ることで、日本の歴史文化を知ってもらいたい」と意気込んでいる。

日本文化体験、ニーズとマッチ