【マーケット トレンド】日経平均 上海株や人民元相場にらむ展開

 東京株式市場は日経平均株価が2万2000円台で安定した値動きになるかどうかが注目される。前週はトルコの通貨リラの急落が投資家心理を冷やし、13日に2万2000円を割り込んだ。14日はリラ安の一服を好感して平均株価が急反発した。貿易問題をめぐって対立する米国と中国の協議が関心を集めそうだ。取引時間中は上海株や人民元相場をにらむ展開が続くとみられる。今週は23日に米国の新築住宅販売戸数、24日に日本の全国消費者物価指数の発表がある。