【よむベトナムトレンド】競争激化のコンビニ市場、毎年2桁成長 小売り拡大を牽引 (1/2ページ)

ベトナム・ホーチミンのセブン-イレブン店舗(ブルームバーグ)
ベトナム・ホーチミンのセブン-イレブン店舗(ブルームバーグ)【拡大】

 ベトナム商工省の取引調査によると、ベトナムの小売市場は2016年から20年にかけて年平均11.9%のペースで拡大し、20年には1800億ドル(約20兆円)規模に達するとされている。なかでもコンビニエンスストア業界は国内外の業者が市場で優位な地位を築くために、店舗拡大や最新技術の導入、サービス拡充といった激しい競争を繰り広げている。

 ベトナムには18年5月の時点で2100店以上のコンビニがあり、現在も増加している。

 各社の中で最も急速に拡大しているのは、不動産開発大手ビングループ傘下のビンマート+(プラス)だ。

 事業を開始してから3年で1100店舗を出店、現在も店舗拡充を進めている。他社に先立った店舗拡大が、集合住宅の下層階や周辺区域などの消費者が多い場所へ出店することを可能としている。

 また、15年には携帯電話販売最大手モバイルワールド傘下の「Bach Hoa Xanh」が市場に参入して店舗拡大を進めており、18年5月時点で372店を展開している。Bach Hoa Xanhは18年末までに店舗数を1000に増やし、今後数年間で小売市場のシェア10%を目標としている。

 国内の事業者が店舗網を拡大する一方で、国外の事業者も存在感を高めている。日本のファミリーマートは既に160店舗を出店、18年はさらに50店舗を開設する予定だ。

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