安倍首相、来月訪中へ調整 首脳会談 「一帯一路」に協力も (1/2ページ)

 安倍晋三首相は12日午前(日本時間同)、中国の習近平国家主席とロシア極東ウラジオストクで会談した。両首脳は、首相の10月訪中へ調整を進め、首脳往来を加速させることで一致。習氏は訪中を歓迎すると表明した。日中平和友好条約の発効40周年となる10月23日が軸となる。北朝鮮の非核化での緊密連携や中国の巨大経済圏構想「一帯一路」をめぐる第三国での協力を進める方針も確認した。

会談する中国の習近平国家主席(右手前から2人目)と安倍首相(左手前)=12日、ロシア・ウラジオストク(共同)

会談する中国の習近平国家主席(右手前から2人目)と安倍首相(左手前)=12日、ロシア・ウラジオストク(共同)

 首脳往来をめぐり、首相は来年6月の大阪での20カ国・地域(G20)首脳会合に合わせた習氏の来日を想定している。首相は習氏の訪日を要請。習氏は「留意する」と応じた。首相は10月訪中を見据え、経済や安全保障などあらゆる分野で協力を進める考えだ。両首脳の会談は昨年11月にベトナムで行って以来。

 会談後、首相は記者団に「日中が友好協力関係を深めていくとの共通認識を確認した。日中関係を新たな段階に押し上げ、北東アジアの平和と繁栄の礎を築き上げていきたい」と強調した。習氏は会談冒頭で、日中関係は正常な軌道に入っており、大きく発展させていく必要があるとの認識を示した。

続きを読む