中国IT大手の無人小売店がそろって開店

微信支付が技術を提供した無人小売り体験ストアの店名は「おかしランド」(中国新聞社)
微信支付が技術を提供した無人小売り体験ストアの店名は「おかしランド」(中国新聞社)【拡大】

  • 支付宝の無人小売り体験ストアにはコーヒーを自動で入れるロボットも。紙コップを渡せば少しの時間で出来上がる(中国新聞社)

 香港の西九龍にある複合商業施設「奥海城(オリンピアンシティ)」にこのほど、中国電子商取引(EC)大手、アリババグループが手掛ける電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」の無人小売り体験ストアがオープンした。店舗の敷地面積は4000平方フィート(約372平方メートル)で、流行の服飾品や環境配慮型のアイテムなどを取り扱っている。

 店員は常駐せず、来店客はスマートフォンにインストールした香港向け決済サービス「支付宝香港」を使って入店。購入する商品を選んだら出口付近にある商品の自動識別機で読み取り、支付宝香港で支払いを済ませる。

 アリババ系の同店がオープンしたのと同じ日、近くの旺角(モンコック)では中国IT大手、騰訊(テンセント)の電子決済サービス「微信支付(ウィーチャットペイ)」が決済技術を提供する無人小売り体験ストアが登場した。

 同店は香港の食品メーカー、四洲集団(フォーシーズ・マーカンタイル・ホールディングス)が開設し、中国大陸のスマート技術を活用した無人コンビニエンスストア「イージー・ゴー」の技術を取り入れている。

 同店は、来店客が微信支付で商品購入の支払いを済ませることで店舗の出口が開く仕組みとなっている。(中国新聞社)