MBA取得者に人気の就職先は (1/2ページ)

米ニューヨークにあるマイクロソフトの旗艦店(ブルームバーグ)
米ニューヨークにあるマイクロソフトの旗艦店(ブルームバーグ)【拡大】

 米サンフランシスコでMBA(経営学修士)の勉強をしているコナー・ファレーゼさんは、金融業界ではなくテクノロジー業界で働きたいと考えている。

 カリフォルニア大学バークレー校ハース・スクール・オブ・ビジネスの2年生である彼は「テクノロジーはカッコいい。有名企業ばかりで、スマートフォンにはそうした企業のアプリが入っている」と話す。

 MBA取得者にとって幸運なことに、テクノロジー業界は雇用を増やしている。非営利団体グラデュエイト・マネジメント・アドミッション・カウンシルの最新調査によると、今年、MBA取得者を雇用予定の企業は金融会社や会計事務所で76%だったのに対し、テクノロジー企業では89%だった。

 米マイクロソフトの人事担当シニアディレクター、プリヤ・プリヤダルシニ氏は「当社がMBA取得者を雇うのは、彼らが実務能力に優れており、多様な知識と視点をもたらしてくれるからだ。MBA取得者はデータに基づき、世界をより良くするためにテクノロジーに何ができるかを熱心に考える」と話す。

 調査では、全企業の81%が今年、MBA取得者の雇用を計画していることが分かった。昨年実績は70%だった。伸びが大きいのは小規模企業で、2017年実績の55%に対し、MBA取得者を探している新興企業は今年、77%に増加した。米国のMBA取得者は毎年約20万人だ。

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