安踏、6000億円で買収提案 「ウィルソン」や「サロモン」保有のアメアに (1/2ページ)

 中国最大のスポーツウエアメーカー、安踏体育用品は12日、テニスラケット「ウィルソン」など有名ブランドを傘下に持つ世界最大級のスポーツメーカー、アメアスポーツ(フィンランド)に対し47億ユーロ(約6073億円)規模の買収提案を行ったと発表した。

 2020年の東京五輪、22年の北京冬季五輪を前に、買収による事業拡大急ぐ構えだ。

 今回の買収提案は中国の投資ファンド、方源資本と共同で実施。提案に法的拘束力はなく、デューデリジェンス(資産査定)やその他条件次第だが、アメア株主は1株当たり40ユーロの現金を買収の対価として受け取ることになるという。ブルームバーグのまとめによると、6月末時点の安踏の現金や現金同等物の保有額は15億ドル(約1672億円)相当だった。

 これに対しアメアは同日、安踏・方南のコンソーシアムとは交渉しておらず、提案に関する決定は下していないとする声明を発表した。

 アメアは米女子テニスのセリーナ・ウィリアムズ選手が使用しているウィルソンのほか、スキー板「アトミック」、スキー用品「サロモン」などを保有している。

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