月旅行で初の個人契約 米スペースXが発表 日本人も含まれる可能性

 米宇宙ベンチャー「スペースX」は13日、同社が開発中の大型ロケット「BFR」に乗って月の周囲を飛行する契約を個人と初めて結んだと発表した。打ち上げ時期は不明だが、実現すれば民間人として初めての月旅行になる可能性がある。

 契約者については17日午後(日本時間18日午前)に発表するとしている。同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はツイッターに日の丸の絵柄を投稿し、日本人が含まれる可能性を示唆した。

 同社はホームページに「誰もが夢の宇宙旅行に行けるようにするための重要な一歩だ」と掲載した。

 月面や月を巡る軌道には米航空宇宙局(NASA)が1960年代から70年代にかけてアポロ計画で飛行士を送ったが、72年を最後に人類は月に行っていない。(共同)