カルパースCEO謎の学位 「取得目指す」起用時の説明疑う投稿 (1/2ページ)

マーシー・フロスト氏
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 米最大の公的年金基金、カリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)が2016年7月にマーシー・フロスト氏の最高経営責任者(CEO)起用を決めた際、同氏は大学の学位を持っていないが、取得を目指しているとカルパースは説明していた。

 ウェブサイト「ネーキッド・キャピタリズム」は最近、こうしたカルパースの発表を疑問視する投稿を掲載した。カルパースは当時、フロスト氏がエバーグリーン州立大学で行政学の学士号と修士号を得るよう取り組んでいると説明していたが、ネーキッドの投稿は同氏がそうした真剣な努力をした形跡はないと伝えた。

 3620億ドル(約40兆3090億円)相当を運用するカルパースの13人から成る理事会は今、この問題への対応で意見が分かれている。マーガレット・ブラウン理事はフロストCEO起用の過程およびそれ以降の説明についての全面的な調査を求めるとする一方で、ブルームバーグ・ニュースが接触した理事2人は、9月後半に開かれる同CEOとの年次勤務評価で学歴について説明を求める方針だと語った。

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