米中、通商協議再開で合意 閣僚級、関税第3弾を前に緊張緩和探る (1/2ページ)

 米トランプ政権が中国製品に対する第3弾の追加関税を準備する中、緊張緩和に向け両国の協議が再開されることになった。米国が12日までに中国に新たな交渉を提案し、中国が13日、提案受け入れを表明した。ただ、専門家の間には、協議が再開されても両国の立場の違いが埋められるかに懐疑的な見方も出ている。

 クドロー国家経済会議(NEC)委員長は12日、フォックス・ビジネス・ネットワークのインタビューで米政府が中国に対し新たな通商交渉を提案したと明らかにした。

 クドロー氏は、米国による協議の提案を伝えた米紙ウォールストリート・ジャーナルの報道内容を事実だと認めた上で「これは前向きな動きだ。われわれは現在、連絡を取り合っており、意思疎通は密になったといえる」と述べた。

 関係者によれば、ムニューシン米財務長官が中国側にワシントン訪問を要請したという。米国の提案について、中国商務省の高峰報道官は13日の記者会見で「米国からの新たな通商協議提案を歓迎する」と表明。協議再開に向け具体的な作業に取りかかっていると説明した。同報道官は「米国に世界貿易機関(WTO)ルールを順守し、貿易是正措置の乱用を改めるよう呼び掛ける」とも述べた。

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