【ニュースレビュー】9.9~15 国内

 ■GDP年3%増へ上方修正

 内閣府が10日発表した4~6月期の国内総生産(GDP、季節調整値)改定値は、物価変動を除いた実質で前期比0.7%増、年率換算で3.0%増となった。速報値の年率1.9%増から大幅に上方修正され、2年3カ月ぶりの高水準。設備投資の伸びが押し上げた。

 ■ローソン銀、ATM強化

 ローソン銀行は10日、10月15日のサービス開始を前に事業方針説明会を開いた。全国のローソンにある現金自動預払機(ATM)事業を強化し手数料収入を拡大するとともに、スマートフォンを使った決済など「キャッシュレス化」に対応した新サービスを始める方針。

 ■高額返礼品、法改正で規制

 ふるさと納税制度に関し、野田聖子総務相は11日の記者会見で、抜本的に見直す方針を正式表明した。一部自治体が高額な返礼品を呼び水にして多くの寄付を集めることを規制するため、返礼品は地場産品に限り、調達費を寄付額の30%以下にするよう法制化する。

 ■郵便配達、土曜日取りやめ検討

 総務省がはがきや手紙など郵便物の配達を原則、月曜日から金曜日の平日に限定し、土曜日を取りやめる方向で検討していることが11日、分かった。全国一律サービスの維持のために人手不足や需要縮小に対応し、日本郵便の負担を減らす。同省は有識者会議で議論を進める。

 ■ルネサス、米同業を7000億円買収

 ルネサスエレクトロニクスは11日、米半導体メーカーのインテグレーテッド・デバイス・テクノロジーを買収し、完全子会社化することで合意したと発表した。取得額は約7330億円。2019年6月までの買収完了を予定。自動運転分野などに向け、通信用半導体を強化する。

 ■パイオニア、ファンド傘下に

 パイオニアは12日、香港を本拠とする投資ファンド「ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア」からスポンサー支援を受けることで基本合意したと発表した。ベアリングを引受先とする500億~600億円の第三者割当増資を実施する。ベアリングが筆頭株主となる。

 ■クボタ、検査データ改竄

 クボタは12日、鉄鋼メーカー向けに出荷している鋼板などの生産設備の部品で検査の品質データを改竄(かいざん)する不正があったと発表した。部品の硬さなどで顧客と取り決めた品質基準を満たしていない製品で、検査成績書に実際とは異なる虚偽のデータを記載するなどしていた。

 ■日産、大坂選手をブランド広告塔に

 日産自動車は13日、女子プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手を、企業ブランドの広告塔「ブランドアンバサダー」に起用したと発表した。世界の頂点を目指す大坂選手を通じて、電気自動車や自動運転車など次世代車市場の国際競争で勝ち残りを目指す姿勢を訴求する。