米「スペースX」月旅行 前沢友作氏が契約 初の民間人旅行者に

イーロン・マスク氏(左)と初の月旅行契約についての会見に臨む前沢友作氏(YouTube動画から)
イーロン・マスク氏(左)と初の月旅行契約についての会見に臨む前沢友作氏(YouTube動画から)【拡大】

  • 米宇宙ベンチャー「スペースX」の大型ロケットで月旅行する契約を初めて結び、スピーチする前沢友作氏=17日、米カリフォルニア州(AP)

 【ロサンゼルス=住井亨介】米宇宙ベンチャーのスペースX社は17日、月を周回して戻ってくる旅行計画について、衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイの前沢友作社長(42)と契約したことを明らかにした。月面には降りないが、実現すれば民間人としては初めての月旅行になる見込み。

 同社が開発を進めている大型ロケット「ビッグ・ファルコン・ロケット(BFR)」に搭乗し、地球と月を往復する。

 スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)とともに会見した前沢氏は「とうとう月に行ける。とても興奮している」と話した。また世界から芸術家6~8人を招待して同行してもらうと明らかにした。地球帰還後に作品を製作することが条件。

 火星への有人飛行を目指す同社は今年2月、別の大型ロケットの試験機を打ち上げ、マスク氏所有のスポーツカーを火星への軌道に投入することに成功している。

 米航空宇宙局(NASA)は1960~70年代にアポロ計画で月へ人を送ったが、計画が終了した72年を最後に人類は月へ行っていない。