【マーケット トレンド】日経平均 通商政策にらむ展開

 東京株式市場は米国の通商政策をにらむ展開が想定される。日経平均株価は2万3000円台を中心に推移しそうだ。前週は米国株高や円安ドル高基調を追い風に、平均株価は21日まで6営業日続伸した。今週は安倍晋三首相が訪米し、トランプ米大統領との首脳会談に臨む。米政権が自動車の輸入制限などをちらつかせて対日圧力を強める展開になれば、相場を下押しする恐れがある。25、26日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)も市場の関心が高い。