ベンチャー成功の条件議論 米経営者ら 新経連、大阪でイベント

新経済連盟のイベントで、ベンチャー経営について意見交換する参加者=10日、大阪市北区
新経済連盟のイベントで、ベンチャー経営について意見交換する参加者=10日、大阪市北区【拡大】

 楽天の三木谷浩史会長兼社長が代表理事を務める経済団体「新経済連盟」(新経連)が10日、大阪市内でイベント「KANSAI SUMMIT(関西サミット)2018」を開催し、関西会員ら約350人が参加した。ベンチャーが成功するための条件をめぐり、経営者らが率直な意見交換を行った。

 新経連は昨年2月に関西支部を設立し、関西サミットは平成28年の初回から3回目。イベントは経営者同士の対談形式で進行し、米国で家事などの代行業務を展開する企業「タスク・ラビット」の創業者、リア・バスク氏が招かれた。

 バスク氏は、愛犬のドッグフードを買う時間がなかったことからアイデアが浮かび、友人に相談したところ、ビジネスに必要な人の輪がつながったことを紹介。「アイデアはどこにでも転がっている。それを見つけ、行動に移すことが大事」と語った。