KYB株が連日で安値 一時2760円

検査データに不適切な書き換えがあったとして開いた記者会見で頭を下げる、油圧機器大手「KYB」の中島康輔社長(右)=16日午後、東京・霞が関の国交省(松本健吾撮影)
検査データに不適切な書き換えがあったとして開いた記者会見で頭を下げる、油圧機器大手「KYB」の中島康輔社長(右)=16日午後、東京・霞が関の国交省(松本健吾撮影)【拡大】

 19日午前の東京株式市場で、全国の病院などに使われた免震・制振装置のデータを改ざんしていたKYBの株価が一時、前日終値比86円安の2760円を付けた。改ざんを突然発表した16日以来、4日連続で今年の取引時間中の最安値を記録した。

 ただ19日午前は、値上がりに転じる場面があり、午前終値は1円高の2847円。「空売りの買い戻し」(ネット証券)という。以前にKYB株を借りて現状水準よりも高い価格で売った投資家が、下落した後に安く買い戻して利ざやを稼ぐマネーゲーム的な取引が主体とみられる。