中国、マイニング半導体市場競争激化 古巣に挑む元社員 (1/3ページ)

 仮想通貨マイニング(採掘)用半導体の設計で圧倒的な存在感を誇る中国のビットメイン・テクノロジーズに挑むのは、同社の元社員だ。楊作興氏のオフィスは北京の名門校、清華大学から車ですぐ近く。ここではエンジニアが日々、仕事に没頭。疲れ切って帰宅できない社員のために簡易ベッドも用意している。

 ビットメイン在職時は市場をリードする半導体の設計に関わっていたと楊氏は話す。自社株を持ちたいとビットメインを共同創業した呉忌寒、●克団両氏に持ち掛けたが、これを断られたこともあり、同社を2016年6月に退社。その1カ月後、楊氏はマイクロBTを設立。ビットメインに勝るとも劣らない優れたマイニング製品を手掛けていると自負している。(●=擔のつくり)

 楊氏はインタビューで、ビットメインとは「あらゆる分野で競合している」と述べた。厳しい闘いに挑むため来年の新規株式公開(IPO)も選択肢の一つになっている。

技術的な優位さどこまで