ベトナム、泡立つビール市場 続く5%超成長、外資も積極進出 (1/2ページ)

飲食店の軒先でビールを楽しむ市民ら。ベトナムのビール市場は右肩上がりの成長を続けている=首都ハノイ(ブルームバーグ)
飲食店の軒先でビールを楽しむ市民ら。ベトナムのビール市場は右肩上がりの成長を続けている=首都ハノイ(ブルームバーグ)【拡大】

 ベトナムのビール市場に世界のビール各社が熱い視線を注いでいる。世界需要が伸び悩む中、ベトナム市場は右肩上がりの成長を続けているからだ。一方で競争は激しさを増している。国営ベトナム・ニューズなどが報じた。

 現在、ベトナム国内の年間ビール消費量は40億リットルを上回る規模に達している。2025年までに46億リットル、35年までに55億リットルに拡大すると見込まれる。

 多くの国々でビール市場の成長が鈍化する中、ベトナムは5%を超える成長が続く。このため、国内だけでなく国外の企業もベトナム市場の進出に積極的だ。タイの財閥大手TCCグループは、サイゴンビール・アルコール飲料総公社(サベコ)を傘下に収めた。さらに別のビール会社の株式取得も検討中だ。オランダのハイネケンも複数の地場ビール会社を買収している。

 ただ、ベトナムでの市場競争は厳しく、全てのビール会社が利益を上げているわけではないとの指摘もある。ベトナム・ビール・アルコール飲料協会のグエン・バン・ベト会長は、国内外の多くのビールブランドが困難に直面していると警告する。

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