米当局、中国の国有企業訴追 マイクロンの企業機密不正入手 (1/2ページ)

 米司法省は1日、米半導体大手マイクロン・テクノロジーの企業機密を不正入手したとして中国の国有企業などを起訴したと発表した。

 米司法省は米企業へのスパイ行為への関与で中国企業を相次いで訴追している。

 同省の発表によると、刑事訴追されたのは中国の半導体メーカー、福建省晋華集成電路(JHICC)と台湾同業の聯華電子(UMC)のほか、不正入手を行ったとされる個人3人。米当局は、両社が不正入手の企業機密を使って開発した製品の対米輸出を阻止することを求める民事提訴にも踏み切った。

 中国による米企業への知的財産侵害は、激化する米中の通商紛争の争点の一つとなっている。米商務省は先月末にも、JHICCへの輸出を制限する措置を実施すると発表した。

 中国は外国産の半導体への依存から脱却するため、同国内で世界的な半導体メーカーの育成に注力しており、JHICCもその一つ。米国の訴追により、米国製半導体製造装置などの供給を受けられなくなるリスクがある。

続きを読む