バリュー株投資家また犠牲 SPOパートナーズが閉鎖へ

 ベンジャミン・グレアム氏やウォーレン・バフェット氏を先駆者とするバリュー株投資家にまた犠牲者が出た。

 約50年存続した運用会社、SPOパートナーズが業務を閉鎖することになった。

 ブルームバーグが閲覧した投資家宛ての書簡で明らかになった。SPOは預かり資産のほぼ4分の1を来月、残りの大半を来年の早い時期に返還するとしている。

 SPOの共同マネジングパートナー、エリ・ワインバーグ氏は書簡で「許容範囲内のリスクで資金を活用することが極めて難しくなっている」と説明した。

 バリュー株投資家は2015年以降、成長株ブームの中で苦戦している。ブルー・リッジ・キャピタルを率いていたジョン・グリフィン氏は17年にファンドを閉鎖。デービッド・アインホーン氏は過去3年で約35%の損失を出した。(ブルームバーグ Saijel Kishan、Katherine Burton)