【JAPAN style】ネットで嵐山の混み具合予測 全国初の実証実験きょう開始

嵐山全域の混雑予測サイトのイメージ図(京都市提供)
嵐山全域の混雑予測サイトのイメージ図(京都市提供)【拡大】

 紅葉シーズンを迎える京都・嵐山で、スマートフォンのWi-Fiデータを捕捉して混雑状況を予測し、インターネット上で公開する全国初の実証実験が10日から始まる。混み合わない日時やエリアに観光客を誘導し、混雑の分散化につなげたい考えだ。

 実験では、嵐山地域を渡月橋や竹林の小径など8エリアに分類。9月中旬から13カ所にセンサーを設置しており、Wi-Fiの設定がオンになっているスマホなどを探知し、人数や滞在時間のデータを集めている。

 専用サイト「嵐山快適観光ナビ」で10日から、集計されたデータを基に予測を公開。訪問予定の日時とエリアを選択すると、1時間ごとの混み具合を確認できる。嵐山全域でどこが混雑しているかも表示されるほか、ゆとりをもって観光できる時間帯やルートも案内される。

 国土交通省が京都市や市観光協会と連携し、12月17日まで実験を行う。効果が確認されれば、市は他の観光地での導入も検討する方針で、担当者は「快適な観光につながれば」と話している。