神戸空港で国際定期チャーター便を関経連が提案へ (1/2ページ)

 関西経済連合会が、近く開催予定の「関西3空港懇談会」で神戸空港での「国際定期チャーター便」運航を提案することが10日、分かった。関西国際、大阪(伊丹)、神戸の3空港での国際線は関空に制限されているが、増加する訪日外国人客への対応や災害時のリスク分散のため、見直しの機運が高まっている。まずはチャーター便で実績をつくり、見直しを本格化させたい考えだ。

 3空港の役割をめぐっては、神戸空港の開港を前にした平成17年の3空港懇で当時業績が低迷していた関空に配慮し、関空を国際拠点空港、伊丹、神戸を国内線の空港とする基本方針で合意。神戸には、国際線に必要な税関や検疫の施設は常設されなかった。

 ただ、関空ではその後、格安航空会社(LCC)の就航などで国際線旅客数が急増。また、9月の台風21号での一時閉鎖では、他の2空港への国際線振り替えができなかった。関西全体での国際線拡充の必要性が指摘され、3空港懇でも議論の中心となる見込みだ。

 現在、伊丹、神戸での国際線運航は、プライベートジェットか、企業や団体などが貸し切りで利用する「オウンユース」のチャーター便は認められるが、旅行会社などのツアーで一般旅客を運ぶ定期チャーター便は認められていない。

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