仏経済・財務相、ルノーの暫定経営陣の発足要求

ベルギー・ブリュッセルの欧州連合本部で記者団と話すフランスのルメール経済・財務相=19日(共同)
ベルギー・ブリュッセルの欧州連合本部で記者団と話すフランスのルメール経済・財務相=19日(共同)【拡大】

 【パリ=三井美奈】カルロス・ゴーン容疑者が東京地検に逮捕されたのを受け、フランスのルメール経済・財務相は20日、仏ラジオで、同容疑者が最高経営責任者(CEO)兼会長を務める仏自動車大手ルノーに「できるだけ早く暫定的な経営体制を発足させるよう求める」と述べた。

 ルノーは20日に取締役会を開き、暫定体制の発足を協議する見通し。

 ルメール氏は、同容疑者をめぐる仏側の税務調査では不正を示す証拠は見つからず、現段階でルノーのトップ退任を正式に要求することはできないと発言。一方で、電気自動車や自動走行車の開発には「強いメーカーが必要だ」として、経営の安定を求めた。

 仏メディアによると、ゴーン容疑者の後任には、ナンバー2のボロレ最高執行責任者(COO)が有力視されている。ルメール氏はボロレ氏は「優れた資質を持っている」と述べた。