ハノイ、欧州観光客の誘致注力 ベトナム・地場旅行会社がPR

 ベトナムの首都ハノイは、観光客の誘致に力を入れている。フランス、オランダ、スイス、イタリア、スペイン、ベルギー、オーストリア、チェコ、デンマーク、ノルウェー、ポーランドなど欧州各国代表団を迎え入れ、地場旅行会社と引き合わせるなど、PR活動に積極的だ。

 国営ベトナム・ニューズによると、ハノイ市観光局とベトナム航空の主催で欧州の観光事業者向けイベントが開催された。欧州各国の代表団を招き、名勝・観光地を案内したほか、旅行プランや土産物などを紹介した。ハノイ市観光局のチャン・ドゥック・ハイ部長は「首都ハノイの観光の魅力を伝え、ベトナムと欧州の旅行代理店が提携して観光プロモーションを強化する契機としたい」と語った。

 ベトナムを初めて訪問したリューファ旅行社(オーストリア)のバルバラ・ライトナー部長は「ハノイ旧市街は、観光客が散策したり、野外レストランで食事したりして、ゆったりできる。一方、道路にあふれて騒々しいオートバイなど、地元の人々の生活は他の国やオーストリアとは違う特別な文化だ。外国人観光客を誘致する重要な要素になる」と興奮気味だった。

 ベトナム航空パリ駐在代表のピノン・エルブさんは、これまで10回もハノイを訪問しているが、いつもハノイのベトナム伝統文化とフランス様式の建築物に感銘を受けているという。

 ハノイには今年1~9月に前年同期比9.2%増の約2000万人の観光客が訪れた。今年1年間の観光客は550万人の外国人を含む2540万人以上と推定される。(シンガポール支局)