NY株急反発、746ドル高 雇用堅調、不安和らぐ 利上げ鈍化観測

上昇する株価に親指を立てるトレーダーの男性=4日、米ニューヨークのニューヨーク証券取引市場(AP)
上昇する株価に親指を立てるトレーダーの男性=4日、米ニューヨークのニューヨーク証券取引市場(AP)【拡大】

 4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反発し、前日比746・94ドル高の2万3433・16ドルで取引を終えた。米雇用が堅調で投資家の不安が和らぐ一方で、利上げペースが鈍化するとの見方から買い注文が広がった。アップルの業績予想の下方修正をきっかけに660ドル急落した3日の「アップルショック」から一転、急騰を演じた。全銘柄が上昇し、上げ幅は一時830ドルを超えた。ナスダック総合指数は275・36ポイント高の6738・86と大幅反発。

 4日発表の2018年12月の米雇用統計が市場予想を大きく上回り、投資家がリスク回避姿勢を和らげた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が4日、今年2回の実施が想定されている利上げを柔軟に見直す姿勢を示したことで、上昇幅が拡大。7、8日の米中貿易協議を控え、摩擦緩和への期待感も高まった。

 外国為替市場では、円を売ってドルを買う動きが優勢となり、一時、1ドル=108円59銭までドルが買い戻された。(共同)