東証2万円台回復、米株高を好感 円安一服や米中対立懸念で上値重く

 週明け7日の東京株式市場は、前週末の米国株高を好感して幅広い銘柄が買われ、日経平均株価(225種)は節目の2万円台を回復した。終値は前週末比477円01銭高の2万0038円97銭と、昨年12月27日以来の水準を付けた。午後は円安ドル高傾向に一服感が出たことや、米中対立への懸念で上値は重かった。

 株高の流れは上海などアジアの市場にも広がったものの、東京市場では様子見ムードも漂った。東証株価指数(TOPIX)は41.37ポイント高の1512.53。出来高は約14億2400万株。

 米国株高を背景に買い注文が膨らみ、朝方から全面高の展開となり、上げ幅は一時700円を超えた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が4日、米利上げについて柔軟に見直す姿勢を示したことも、投資家の買い安心感につながった。

 一方で、外国為替市場で円相場が下げ渋り、株式市場の重しとなった。米中両政府は7日から次官級による貿易協議を北京で始めたが、「貿易摩擦が解消に向かうかは依然として不透明で、投資家の警戒感は根強い」(大手証券)状態だ。