ハルビン空港、対露旅客輸送14.3%増

 中国新聞社によると黒竜江機場集団(空港グループ)はこのほど、黒竜江省ハルビン市にあるハルビン太平国際空港の2018年のロシアへの旅客輸送量は前年比14.3%増の延べ16万3000人だったと発表した。中国新聞社は、近年ロシアが極東地域を開発し、中国も最北の省である黒竜江省の国境地域の開放を拡大していることで同省航空市場の発展に新たな成長点がもたらされているとの見方を示した。同省は現在、ロシアとの航空路が11路線あり、モスクワ、エカテリンブルク、ノボシビルスク、クラスノヤルスクなど9市との直行便がある。(RP=東京)