豪企業、コメ加工工場買収 ベトナムで初

 ベトナムに進出しているオーストラリア企業としては初となる、精米工程を含むコメ加工工場の買収が行われた。豪サンライス・グループがベトナム・メコンデルタのドンタップ省の工場を買収した。

 国営ベトナム・ニューズによると、この工場は2019年上半期に完全稼働する見込みで、年間26万トンの生産能力がある。サンライス・グループのロブ・ゴードン最高経営責任者(CEO)は「ベトナムでのコメ加工工場の買収は当社の成長戦略の一環である」と述べた。

 サンライス・グループは、メコンデルタのコメ生産業界の大手であり、ベトナムのコメ輸出の5%以上を担っている。またジャポニカ種のコメ輸出では50%以上を占めるという。同グループは、精米能力と製品化されたコメの包装作業工程でベトナムの関係者に商品化技術を指南する面が多いとしている。シドニー郊外にある駐オーストラリア・ベトナム貿易事務所は「サンライス・グループはベトナムでのコメの生産と供給に欠かせない存在である」とコメントを発表した。(シンガポール支局)