フォードとの提携拡大検討 VW取締役会、11日に議論

 ドイツの自動車大手、フォルクスワーゲン(VW)の取締役会は、米デトロイトで来週開催される北米国際自動車ショーに先立ち、米フォード・モーターとのより広範囲な提携を承認する是非を協議する。事情に詳しい関係者が明らかにした。

 関係者が話したところによると、フォードとの協議は進展しており、VWの取締役会はこの件を11日に議論する予定。提携拡大が承認された場合、両社は15日に北米国際自動車ショーで発表する計画だという。

 VWの広報担当、マーク・クロージア氏はコメントを控えた。フォードの広報担当、ジェニファー・フレーク氏は、両社の覚書には多くの分野で協力する可能性に関するやり取りが含まれているが、現時点で詳細を共有することは時期尚早だと語った。

 両社幹部は昨年6月に明らかにした軽商用車開発での協力計画から提携を拡大する話し合いを認めており、米国での共同生産や電気自動車(EV)プラットフォームの共有、自動運転技術などでさらなる機会を模索したことを示唆している。VWはフォードの自動運転技術のパートナーであるアルゴAIに出資する可能性もあると、事情に詳しい関係者が昨年11月に話していた。

 VWとフォードが北米国際自動車ショーで提携拡大を発表する見通しについてはロイター通信が9日、先に報じた。(ブルームバーグ Christoph Rauwald、Keith Naughton)