中国、世界最高峰の先端技術に食指 イスラエルと関係強化狙う (2/2ページ)

イスラエルのネタニヤフ首相(左)と中国の王岐山副主席=2018年10月(ロイター=共同)
イスラエルのネタニヤフ首相(左)と中国の王岐山副主席=2018年10月(ロイター=共同)【拡大】

 この状態がさらに激化すれば、中国は米企業の先端技術にアクセスできなくなる可能性があり、経済成長の大きな足かせになりかねない。ビルナイ氏は「中国にとり、さまざまな分野で革新的技術を持つイスラエルの重要性が高まっていることは間違いない」と指摘する。

 ただ両国の「接近」に支障がないわけではない。軍事転用可能な技術の中国への流出を警戒する米国の存在だ。イスラエルはサイバーセキュリティーや人工知能(AI)の技術でも世界トップレベルだが、米国への配慮もあり、これらの分野で中国と深い関係は築けない。

 だがビルナイ氏は「民間交流や大学間協力は確実に進んでいる。両国関係は今後さらに強化される」と断言した。(エルサレム 共同)