中国政府のスパイ関与否定 ファーウェイCEO「米大統領は偉大」 (1/2ページ)

ブルームバーグなどとのインタビューで質問に答える華為技術の任正非CEO=15日、深セン(ブルームバーグ)
ブルームバーグなどとのインタビューで質問に答える華為技術の任正非CEO=15日、深セン(ブルームバーグ)【拡大】

 中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の任正非最高経営責任者(CEO)は15日、深センでブルームバーグなど海外メディアとのインタビューに応じ、同社が中国政府の指示の下でスパイ行為に関与しているとの疑惑を否定した。

 任氏が海外メディアの取材に応じたのは2015年以来初めて。同氏の娘である孟晩舟最高財務責任者(CFO)が米国の要請によりカナダで逮捕されたことを受け、数年ぶりに沈黙を破った。

 同氏は「祖国を愛しており、中国共産党を支持する。しかし世界を傷つけるようなことは一切しない」と発言。「個人的な政治信念と華為のビジネスが密接に関連しているとは考えていない」と言明した。

 また、トランプ米大統領を「偉大な大統領」と持ち上げた上で、トランプ氏が孟氏の身柄引き渡しなどに関わる問題について介入するかどうか様子見すると述べた。トランプ氏は昨年12月、対中貿易交渉での合意に役立つならば、孟氏の問題に介入する考えを示した。

 孟氏が逮捕された問題を受け、華為が中国のスパイ活動を手助けしているとの各国の懸念は決定的となり、米国だけでなく同盟国政府の間にも華為製品をブラックリストに載せる動きが出ている。

 これに対し、持ち回り制で同社会長を務めている胡厚崑氏ら経営幹部は、ここ数週間で相次いでスパイ疑惑を否定するなど火消しに追われた。

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