東証続落、米株安が波及 中国経済減速に懸念

 29日午前の東京株式市場は、中国経済の減速懸念や前日の米株安が売り材料となり、日経平均株価(225種)は続落した。下げ幅は一時200円を超えた。

 午前10時現在は前日終値比219円93銭安の2万0429円07銭。東証株価指数(TOPIX)は11・43ポイント安の1544・08。

 中国の景気減速の影響で、米建設機械大手キャタピラーや半導体大手エヌビディアの業績に悪影響が及び、投資家の不安心理が広がった。

 東京市場でも建機大手のコマツや日立建機、半導体用のシリコンウエハーを手掛けるSUMCOなどの中国関連銘柄が売られた。一方、電力・ガス、食品などの内需関連株は堅調に推移した。

 国内上場企業の決算発表の本格化を控え、中国問題の影響を見極めたいと慎重姿勢が目立った。