1月企業物価0・6%上昇 米中摩擦懸念、上げ幅縮小

 日本銀行が13日発表した1月の国内企業物価指数(平成27年平均=100、速報)は前年同月比0・6%上昇の100・9で、2年1カ月連続で前年を上回った。米中貿易摩擦の長期化を背景とした世界経済の先行き懸念などで、商品市況が軟化しており上げ幅は3カ月連続で縮小した。

 全744品目中、上昇は409品目、下落は266品目だった。品目別では電力・都市ガス・水道が10・3%、鉄鋼が3・4%それぞれ上昇した。石油・石炭製品は原油価格の下落を受けて5・0%下がり、2年2カ月ぶりの下落となった。非鉄金属も7・4%下がった。

 円ベースの輸入物価指数は1・6%下落し、輸出物価指数も3・3%下がった。