GDP、2四半期ぶりのプラス成長 民間シンクタンク16社予測

 ■18年10~12月期、民間シンクタンク16社予測

 主要民間シンクタンク16社による2018年10~12月期国内総生産(GDP)速報値の予測が13日までに出そろい、前期比は平均で実質年率1.39%増となった。プラス成長は2四半期ぶり。北海道地震など自然災害が相次いだ7~9月期からの反動増を見込んだ。10~12月期GDP速報値は内閣府が14日に発表する。

 予測幅は3.5%増~0.3%増。最も高い伸びを予想した伊藤忠経済研究所は、個人消費について、自動車など耐久財が拡大傾向を維持するとともに、自然災害の影響で落ち込んだサービス消費も堅調な拡大を取り戻すため、2四半期ぶりのプラスになると強調。設備投資も2四半期ぶりのプラスになると予測したが、「息切れ感もみられる」と分析した。また、アジア向けのスマートフォン需要の鈍化などから輸出は前期比1.1%増にとどまる一方、自然災害の反動増から輸入が3.3%増と大幅に増加したため、外需全体では0.4%マイナスに寄与するとみている。

 最も低い伸びを見込んだ三菱総合研究所は「自然災害からの回復はみられたものの、外需環境の悪化が重しとなり、小幅のプラス成長にとどまった」と指摘している。