仏の監査法人マザーを起用 日産・ルノー 3社連合の不正行為調査

 日産自動車とルノーは、両社に三菱自動車を加えた3社連合「アライアンス」内で不正行為がなかったかどうかを調べるため、フランスの監査法人マザーを起用した。アライアンスを率いていたカルロス・ゴーン被告の逮捕・起訴を受け、両社が共同調査を進めていることを示唆している。

 マザーはアムステルダムを本拠とするアライアンスの統括会社「ルノー日産BV(RNBV)」で会社資産の流用といった不正行為がなかったかについて調査する。

 非公開情報だとして事情に詳しい関係者が匿名を条件に語った。

 日産は法人としてゴーン被告への報酬の過少記載で東京地検に起訴されているほか、米証券取引委員会(SEC)からは米国の幹部報酬を正確に開示していたかどうか調査を受けている。日産はSECの調査に全面的に協力していることを明らかにした。(ブルームバーグ Ania Nussbaum)